KCJコンテスト小史
●1976年
KCJ創立
●1979年
KCJ CONTESTおよび都道府県コードについて試案発表
●1980年
第1回KCJ CONTEST。
ログ提出220局。
47都道府県と小笠原=OG、南鳥島=MTの合計49マルチとする。
●1981年
第2回KCJ CONTEST。
海外部門を設けるが海外からはエントリーなし。
OGとMTを東京都に統一して合計47マルチとする。
●1982年
第3回KCJ CONTEST。
参加者のログには海外局44局が見られるがログ提出なし。
●1983年
第4回KCJ CONTEST。
VK局からログが提出されたが重複交信が多く失格。
●1985年
第1回KCJ 1.9MHz QSO Party開催。
CQ TESTは10分以上の間隔とし連続送信を禁止。
交信を5点とし、CQの受信レポートにも1点を付与する。
第6回KCJ CONTESTから、全てのログ照合をJA7GAX局による手作業で行う。
データ不一致は不完全交信としたため、ログ提出局285局中216局が2%を超えて失格。
●1986年
ミスコール以外のミスコピーを失格判定の対象から外す。
初めて海外の入賞者出る。マルチバンドで YB局、14MHzで VK局
第1回10MHz QSO Festivalを開催。
●1987年
南米と佐賀県のコード重複解消のため、佐賀県をSA⇒SGとし、他の県コードも一部変更。
完全交信の定義を2way QSO成立とし、1way QSOにも1点を与える片道半額制を導入。
JA1DD局作成のC言語によるコンピューターでの審査を導入。
ミスコールは失格判定の対象から外し、海外部門はマルチバンドのみとする。
●1988年
KCJ 1.9MHz QSO PartyをKCJ TOP BAND CONTESTに改名。
北海道を14支庁に分割して合計60マルチとする。
宗谷 SY 留萌 RM 上川 KK 網走 AB 空知 SC 石狩 IS
根室 NM 後志 SB 十勝 TC 釧路 KR 日高 HD 胆振 IR
桧山 HY 渡島 OM
青森 AM 岩手 IT 秋田 AT 山形 YM 宮城 MG 福島 FS
新潟 NI 長野 NN 東京 TK 神奈川 KN 千葉 CB 埼玉 ST
茨城 IB 栃木 TG 群馬 GM 山梨 YN 静岡 SO 岐阜 GF
愛知 AC 三重 ME 京都 KT 滋賀 SI 奈良 NR 大阪 OS
和歌山 WK 兵庫 HG 富山 TY 福井 FI 石川 IK 岡山 OY
島根 SN 山口 YG 鳥取 TT 広島 HS 香川 KA 徳島 TS
愛媛 EH 高知 KC 福岡 FO 佐賀 SG 長崎 NS 熊本 KM
大分 OT 宮崎 MZ 鹿児島 KG 沖縄 ON
●1989年
1way QSOにも得点を与える片道半額制を廃止。海外局との交信を2点に変更。
●1993年
海外局との交信を5点に変更。
●1994年
マルチバンド局が28MHzで得た得点が、シングル参加局を上回ったため28MHzの優勝局無し。
事前説明が無くこの判定で大いに紛糾する。
●1995年
第1回VHF CONTESTを開催。
1996年新設の国民休日「海の日」を先取りで平日に設定。
ルールの見直しを繰り返し、第3回でルールがほぼ定着。
●1996年
小笠原諸島を東京都から分離。小笠原=OG、南鳥島=MTとし合計62マルチとする。
●1997年
e-mail(Nifty)によるログ受付を開始。
ゲストオペ運用が可能となったがKCJ CONTESTでは認めず、参加資格を「国内局はゲスト運用を除く個人局」とする。
●1998年
支庁と呼称されている大島=OH、三宅=MY、八丈=HJ、対馬=TM の4コードを追加。
南鳥島を小笠原支庁に併合し、65マルチとする。
●2000年
WARC Band QSO Festivalを当初の目的達成により、2000年春期(5月)で中止。
KCJ CONTESTで1.8MHz帯の使用を開始。
●2001年
KCJ TOP BAND CONTESTで1.8MHz帯の推奨周波数を制定。
CQの連続送信禁止等の制限をすべて撤廃。DX部門とSWL部門を新設。
●2002年
KCJ CONTEST と KCJ TOP BAND CONTESTで1.8MHzと1.9MHz帯の推奨周波数を明文化した。
KCJ CONTESTに50MHz帯を追加し、1.8〜50MHzとした。
●2003年
離島の支庁コードを廃止し、OGから南鳥島 MTを分離し、合計62マルチとする。
KCJ TOP BAND CONTESTでDX局(RA0)が初エントリー。
8年間開催したKCJ VU & UP CONTESTを中止。
電子メールでのログ提出局に会報を無償配信する。
●2005年
KCJ TOP BAND CONTESTから副賞規定を追加。
JARL CONTESTのALL JAとAA-CWの電信部門1位局に「KCJドナー」を提供。
●2006年
KCJ TOP BAND CONTESTの開催を、建国記念日前日から第2土曜日開始に変更。
KCJ CONTESTの8月第3土曜日開始を、ハムフェアと重複する年は第4土曜日開始に変更。
JA7BVS局作成のAccessによる処理プログラムを導入。
●2008年
移動局は移動先エリアを付けるようにルールに追記。
●2009年
KCJ CONTESTからマルチオペ部門を新設し、クラブ局の参加を認める。
●2012年
網走支庁がオホーツク振興局への名称変更により、コードをAB⇒OHに変更。
●2014年
KCJ TOP BAND CONTESTから記念品担当者制度を導入し、抽選で記念品の贈呈を始める。
●2015年
JG8NKJ局作成のPHP+MySQLによる処理プログラムを導入。
●2019年
KCJ CONTEST以降の参加部門にシングルオペQRP部門を新設。
●2021年
KCJ TOP BAND CONTESTから参加証の発行を開始。
KCJ CONTESTからDX局の送信ナンバーをCQ Zoneに変更し、海外局同士の交信に得点を認める。
KCJ CONTESTから提出されたログの照合によって得られるKCJCA賞の発行を開始。
1.9MHz帯と50MHz帯の使用周波数を、改定JARLコンテスト規約に準じて変更。
複数QSO局にメールでログ提出を依頼し、KCJ CONTESTのログ提出は763局で提出率79%を達成。